【今夜の焼酎はもっと贅沢に!】きんつば、麦チョコ…じつは「甘党」にもオススメな本格焼酎の肴
晩酌をもっと贅沢に②
日本の伝統酒でありながら、サワーやハイボールなどでしか親しみのない向きも多いかもしれない。そんな飲まず嫌いにこそおすすめな、焼酎の旨さ引き立つペアリングを紹介。
■本格焼酎には同郷の肴を 甘いものとも意外に合う
「焼酎はどんな食事にも合う」というのは、酒好きにとって通説である。確かに居酒屋メニューで、焼酎に合わない料理はないようにも感じる。本格焼酎と料理のペアリングで重要なのは、どのような味わい、風味を楽しみたいかである。焼酎といってもさまざまな産地で作られており、その味わいは銘柄や原材料によって異なる。ここでは、本格焼酎のなかでもポピュラーな「芋」「麦」を使った焼酎、それぞれに合うものを紹介したい。
焼酎全般に言えることは、同郷、同原材料の料理にマッチするということである。濃厚さが特徴の芋焼酎の場合、この条件に当てはまる酒の肴となれば、さつま揚げが該当する。芋の甘みだけではなく、きりりとしたアルコール度を実感できる芋焼酎には、甘みのある九州のさつま揚げはよき相棒となるのだ。甘みという部分では、きんつばなどの甘味も同じ芋が原料ということもあり、意外にも絶妙なコンビネーションを見せる。
キレがよく、香ばしい味わいの麦焼酎は、同じ香ばしさを感じさせる揚げ物や、焼き物、醤油やゴマを使った香り引き立つものと相性抜群である。また、ちょっとしたおつまみとしては麦チョコもおすすめ。一度お試しあれ。
[お取り寄せ酒肴]
■鹿児島特産 さつまあげ
戸木田商店は、明治35年創業のさつまあげの老舗である。厳選した魚肉と水にこだわり、作りたての豆腐をバランスよく練り合わせて揚げられたさつまあげは絶品。使われている野菜も地元産で、南九州、薩摩の味が楽しめること間違いない。合わせる焼酎は、少し濃いめの芋のお湯割りがおすすめ。(だれやめセット:12枚、1100円)
■会津名産 馬刺し
大正6年創業、肉の庄治郎は会津馬刺しの元祖として知られている。ここは「生」であることにこだわり、冷凍は一度もせずに新鮮な馬肉を発送している。柔らかく甘みのある馬肉がとてもジューシーであり、お酒が進むこと間違いない。合わせる焼酎は、麦のロックがおすすめ。(ヒレスライス79g、1080円 / タテガミスライス38g、432円)
●Point
会津の馬刺しは、辛子味噌を醤油でといたものを付けていただく。風味が効いてさらにおいしくなる!
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